Structure: p.112/どのレッスンから、どんなことに気をつけて学んでいくか。
- Lesson 17-23は慎重を要するところ。最も「マスター」しづらい部分かもしれません。
- Lesson 24 :語順という前に、熟語、語彙自体のルールを辞書などから学んでおくのが前提。語彙の特性+語順(文法)。語順には、「倒置」というスペシャルなものがあります。気をつけて確認し、リーディングやリスニングで倒置が登場したときには、その使われ方を認識しましょう。
- Lesson 25-26:動詞関連なので、特に「時制」にも「語法」「自動詞/他動詞」、「前置詞との関係」にも注意を払ってみていきたいところ。もっともルールが入りやすいところかもしれません。
- Lesson 27-28:「修飾」関係を明らかにするのと、接続詞で結ばれた説、句のルールに注意
- Lesson 29〜31:語彙表現を徹底的に確認
実践:Lesson 24 p.147-151
Structure部分の学習をする際、最も気をつけなくてはならないのは、「解答して正解を数える」ことがゴールではない、ということ。文法問題の1つ1つが、どの文法事項を確認すべきか、を指示してくれているものだと考えましょう。まず辞書(品詞、語法、熟語など)でチェックし、文法項目を文法書で確認します。ルールは徹底的に身につける!(頭に入れるのではなくて、「身」につけましょう。)目標は、文法問題を解ける文法力をつけることではなく、正しい文法で書ける、話せるようになることではありませんか?
Listening:
文レベル:語彙本の例文を、一文一文ディクテーションする。テキストは「自分の現在の身の丈にあったもの」を。
- 例1:TOEFL TEST対策必須単語集(トフルゼミナール英語教育研究所 高木義人著)
- 例2:Data Baseシリーズ(桐原書店)
例1では、語源、語の構成に関する知識、品詞、派生語、意味、音を把握し、それから例文ディクテーションにチャレンジする方法あり。
例2では、語彙簡単!と思うレベルでも、日本語→英語にパーフェクトに構成できるかをチェックしたり、ディクテーションしたりする方法あり。
語彙本は、単に「語彙」だけを学ぶものではなく、そこにある情報を全て頂くものです。
パラグラフレベル:Note-taking教材(またはaudioのあるリーディング教材)を活用し、リーディング時のパラグラフ構成をpredictしていくのと同じように、聞く場合も同じように内容をたどっていく。
- 例:Contemporary Topics- Academic Listening and Note-Taking Skills(Longman)Level 1 Unit 4 Sleep
- もしLevel 1が「全然わからない!」となれば、Introから始めましょう。テキストにあるチャートやノート例を参考に、Note-takingをトレーニング。さらに一歩進んで、自分で(リーディング上気を付けるのと同様な点を意識しながら)情報整理をするトレーニングをしましょう。
- 段落ごとのMain idea/supporting detailsをとらえたら、全体のmain ideaが何であるのかをつかみましょう。
※自分のレベルに合ったものからスタートしないと、あとで結局苦労する事になります。
※どのセクションのトレーニングも、解答して答え合わせして終わりにするのは「学習」とはいいません。
※線をひいたり、まるで囲んだり、いろいろなことをしながら英語と向き合ううちに、線をひかなくても、まるで囲まなくても「見えてくる」「分かってくる」臨界期が来ます。逆にいうと、何もしないでいて、時間を重ねても臨界期には達する事ができないということになります。
※留学英語の授業時だけこのテキストを開ける、というのもナイです。そんなことで英語力がつくのなら、日本中英語ができる人ばかりになっていることでしょう。