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Dictation training 

6月 9th, 2017 | Posted by Seiko OGURI in Self-study(Listening)

効果的なディクテーショントレーニングのしかた

 ディクテーションの目的

ディクテーションの目的は、音(音素)をひたすら再生するのが目的ではありません。
耳からの情報が、どれだけ正確に聞き取れ理解できているかが、ディクテーションでわかります。
構文
文法
語彙(スペルや意味)
コロケーション、句動詞、イディオム
すべての弱点がさらけ出されるのがディクテーションです。

たとえばTOEFLでは、ダイアログレベルでのリスニングは、全部正確に聞き取れなくてはなりません。
その中に見落としてよい表現がないからです。

長文やモノローグでは、すべてディクテーションする必要はありませんが、どこにどのような語彙表現や文法が使われているのかは、気が付けなくてはなりません。

英語の音を音として聞くのではなく、意味をもったことばの連なりとして、そこに文法事項が埋め込まれていることを踏まえてトレーニングする方法が、BRIXです。過去問集を解くだけでなく、耳と口を使って文レベルのインプット、アウトプットを強化しながら、TOEFLでのディクテーションも合わせておこなっていくことがお勧めです。

肝だめしにしない

Listeningセクションのうち、ダイアログまでは、全ての語彙がきちんとスペルでき、内容も全部分かることが最低限の目標です。

ディクテーションでは、語彙が聞こえているみたいだけど、文法上おかしい

といった場合、聞き間違いということが多いです。そのときに役立てるのは辞書。辞書をつかって、文法と語彙知識を全部投入して行うのがディクテーションです。

正解は各自が持っているはずの(出版社サイトからダウンロードしている)scriptで確認してほしいので、正解が提示されないものも作ってあります。回数無制限にしてあるのは、何度も聞き、全部聞こえるようになってほしいためであって、正解を暗記するためではありません。

ディクテーションを通して、自分の語彙や文法に何が足りないかを発見し、補強してください。補強は文法書や辞書で必ずすること。調べた単語はその場でスペル、品詞、意味を覚えるべくノートしましょう。

文の空欄が埋まらないのは、音素だけを聴き取ろうとしているからです。

意識はまず、文の意味に置きます。
次に、語彙と文法の両方を使って、文を作文するかのように文を聞きます。

<授業受講者向け情報>
ATR CALL BRIXとの組み合わせだとすると、文の発音練習→語順並べ替えがトレーニングの第一歩となります。発音、発話できることは、聞こえます。発話できない文は、聞こえません。プロソディを重視しているのは、そのためです。

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