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  1. テキストより:Practice Test 1/Listening, Reading 12以降
  2. Section別学習の焦点と目標
  3. 自習課題の取組み方法(テキスト課題)

SI Room活用と学習方法について

語学専用の自習室があり、専任教員が自主学習に適した教材を厳選して置いているのは、全国でも本学だけといってよいでしょう。ぜひその学習環境を活用して、自分のめざす英語力を1つずつ身につけていって下さい。TOEFL得点のupをめざすからといって、過去問ばかりをすることが、英語力をつけることにはならなりません。今の自分の英語に足りない事は、全て補わなくてはなりません。そこから目を背けないこと。自分が身につけたいことは何ですか?TOEFLの得点を取る意味は何ですか?基礎をしっかり整えなければ、将来につながりません。留学英語の授業に出ただけでは、決してスコアはあがりません。授業で得た情報をもとに、何をするかが問題です。

  • 学期ごとに利用者登録が必要です。
  • 室内の教材は、室外へ持ち出せません
  • 室内では飲食、私語(携帯での通話も含む)が禁じられています
  • 教材おすすめリスト等をよくみて、教材を選び、おすすめの方法も確認して学習してみましょう。カウンターに並んでいる教材は、小栗が特にお勧めする教材です。自分のTOEFLテキスト等、語学持ち込み教材の使用も可能です
  • 語学以外の自習は、図書館をはじめ他のスペースでおこなってください
英語自主学習カウンセリングについて
  • 英語自主学習カウンセリングには、何らかの英語力判定スコアが必要です。何もスコアがない場合は、CASECの受験を御検討下さい。また、カウンセリングを受けるには、自主学習を開始してみていることが条件です。
  • 以上をふまえた上で、お申し込みには語学センターまでどうぞ。

TOEFL ITP受験の心構え

  • 寝ない!あきらめない!
  • 真剣に受験するのであれば2時間はあっと言う間。寝る事はありえない!!(授業中、試験中に寝るクセのある人は、寝てしまう理由を自己分析してみる必要があるかも。)

受験ポイント解説:例/Practice Test 1(p418,421,436)

  • Structure:1問30秒以内の闘い。文を「文法問題」として読まない。文は文。他の文を読む、聞く場合と同じ重心で。
  • Listening:dialogue, talkの聞き方。聞きながら、設問推測と選択肢読みを。
  • Reading: 未知語に負けない!何か、どこかつかめるところをつかむ! first sentenceを理解することが最優先。1問10分以内。
  • 何のためにTOEFLを受験するのかを忘れずに!!

本日のおすすめ教材〜文法編〜

  1. [基礎]Grammar to Go 1〜3, Pearson Longman
  2. [復習と応用]More Grammar Practice, Cengage

※文法書を参照しながら、ターゲットを決めて文法項目を1つ1つ丁寧に身につける練習を。文法書を読むだけでは、文法取り組みのただの50%。知り得たルールは、「完璧に暗記」するものではなく、「適切に使う」もの。文法問題を解答して文法力を測定しているだけでは、たったの50%。残りの50%は、(1)理解を定着に結びつける練習+(2)リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの場面で実際に文法を用いる練習。知識のinput、正しい練習、応用でその文法力が自分の「使える」ものになります。(%はあくまでも目安)

Structure

  1. Lesson 17 Incomplete independent clauses
  2. Lesson 18 Incomplete adjective clauses
  3. Lesson 19 Incomplete or missing Participle phrases

※熟語、前置詞は必ずルールを制覇すること。(一生使うものです!)

Listening

  1. Listening Power 1(紹介)p.84-85

1.Inference(推論、推定):Lesson 46, p313〜、Ex 46.1(授業)→続きは各自で

2.Notetaking体験:A Good Read 2(Cengage)より:Contrast/Comparison Unit 7-2, p.69 After the Presidency→続きは各自で

推論しながら「読む」時の鉄則

  1. ただ漠然と英語をながめない:語彙、フレーズは単なる文字記号ではありません。伝えようとしているメッセージ、情報があるはずです。それを、どのような英語表現で表しているのかをキャッチしようとすること。
  2. 考えながら読む:情報を整理し、推定を重ねて行くこと。考える力、整理する力、関心の広さ、そして何よりも集中力がここで問われます。
  3. 日頃のトレーニングでは、読もうとしている文の「どの部分」がメインで、どの部分が補足なのかを常に捉えるべきかに焦点を当て読むこと。
  4. 語から語へ、句から句へ、節から節へ、文から文へ、情報はリレーされていきます。ぶつ切り読みをしないこと。
  • 「語彙力がないから読めない」という人はたくさんいます。残念ながら足りないのは、語彙だけではないでしょう。しかし、語彙を溜め込みさえすればそれだけで読めるようになるかというと、それも違います。
  • 意識して頭をつかい、考えながら読むプロセスを相当にトレーニングしないと、いつまでたっても(母語のように)無意識に読めるようにはならないでしょう。

※受講上の注意※

授業では、どのような意識で何をどうしていくと、どのような力になるか・・を説明・実践しています。何かを「覚え」に来る授業ではありません。説明を受けて、実践してみる・・という授業です。残念ながら、今学期は初めて一時的にでも眠ってしまって説明を聞いていられない、実践トレーニングに取り組めない・・という人が数人います。寝るのは、休むこと。90分間集中することに耐えられない体力、集中力であれば、まずその部分の改善が必要でしょう。

何のためにそこに来ているのかをよく考えて。集中力が切れるのであれば、それがなぜなのか、どうすれば集中していられるようになるか・・それができるようになるほうが、英語ができるようになるよりも必要なことかもしれません。たかが英語ですが、集中力はどんな場面でも必要です。TOEFLで英語力を測定した先、何をしようとしているのですか?一生懸命力を付けようとしている真剣な受講の妨げになるので、寝ている人を起こすことはしません。が、寝ていた部分の説明を後で求めることはできない・・と覚悟して下さい。

Structure: p.112/どのレッスンから、どんなことに気をつけて学んでいくか。

  1. Lesson 17-23は慎重を要するところ。最も「マスター」しづらい部分かもしれません。
  2. Lesson 24 :語順という前に、熟語、語彙自体のルールを辞書などから学んでおくのが前提。語彙の特性+語順(文法)。語順には、「倒置」というスペシャルなものがあります。気をつけて確認し、リーディングやリスニングで倒置が登場したときには、その使われ方を認識しましょう。
  3. Lesson 25-26:動詞関連なので、特に「時制」にも「語法」「自動詞/他動詞」、「前置詞との関係」にも注意を払ってみていきたいところ。もっともルールが入りやすいところかもしれません。
  4. Lesson 27-28:「修飾」関係を明らかにするのと、接続詞で結ばれた説、句のルールに注意
  5. Lesson 29〜31:語彙表現を徹底的に確認

実践:Lesson 24 p.147-151

Structure部分の学習をする際、最も気をつけなくてはならないのは、「解答して正解を数える」ことがゴールではない、ということ。文法問題の1つ1つが、どの文法事項を確認すべきか、を指示してくれているものだと考えましょう。まず辞書(品詞、語法、熟語など)でチェックし、文法項目を文法書で確認します。ルールは徹底的に身につける!(頭に入れるのではなくて、「身」につけましょう。)目標は、文法問題を解ける文法力をつけることではなく、正しい文法で書ける、話せるようになることではありませんか?

Listening:

文レベル:語彙本の例文を、一文一文ディクテーションする。テキストは「自分の現在の身の丈にあったもの」を。

  • 例1:TOEFL TEST対策必須単語集(トフルゼミナール英語教育研究所 高木義人著)
  • 例2:Data Baseシリーズ(桐原書店)
例1では、語源、語の構成に関する知識、品詞、派生語、意味、音を把握し、それから例文ディクテーションにチャレンジする方法あり。
例2では、語彙簡単!と思うレベルでも、日本語→英語にパーフェクトに構成できるかをチェックしたり、ディクテーションしたりする方法あり。
語彙本は、単に「語彙」だけを学ぶものではなく、そこにある情報を全て頂くものです。

パラグラフレベル:Note-taking教材(またはaudioのあるリーディング教材)を活用し、リーディング時のパラグラフ構成をpredictしていくのと同じように、聞く場合も同じように内容をたどっていく。

  • 例:Contemporary Topics- Academic Listening and Note-Taking Skills(Longman)Level 1 Unit 4 Sleep
  • もしLevel 1が「全然わからない!」となれば、Introから始めましょう。テキストにあるチャートやノート例を参考に、Note-takingをトレーニング。さらに一歩進んで、自分で(リーディング上気を付けるのと同様な点を意識しながら)情報整理をするトレーニングをしましょう。
  • 段落ごとのMain idea/supporting detailsをとらえたら、全体のmain ideaが何であるのかをつかみましょう。
※自分のレベルに合ったものからスタートしないと、あとで結局苦労する事になります。
※どのセクションのトレーニングも、解答して答え合わせして終わりにするのは「学習」とはいいません。
※線をひいたり、まるで囲んだり、いろいろなことをしながら英語と向き合ううちに、線をひかなくても、まるで囲まなくても「見えてくる」「分かってくる」臨界期が来ます。逆にいうと、何もしないでいて、時間を重ねても臨界期には達する事ができないということになります。
※留学英語の授業時だけこのテキストを開ける、というのもナイです。そんなことで英語力がつくのなら、日本中英語ができる人ばかりになっていることでしょう。

 

翻訳サイトを辞書だと思い込んで使用している人を見受けます。言語が置き換わる・・ことが目的ならそれでもよいでしょう。しかし、「英語力をつけよう」としている人には、私は翻訳サイトをおすすめしません。もちろん、「翻訳サイトで手助けを受けて、その文を自分で直しながらつける力」を「英語力の向上」という人もいるようです。が、私は特に基礎がためが充分にてきていない人、中級レベルで止まっている人には、この方法をおすすめすることはできません。

辞書は、次のような時に開きますよね。

  1. 英語を読んでいて「この語彙の意味がわからない」とき
  2. 英語を書こう(話そう)としていて、「自分が意図する内容を英語にどう置き換えてよいのかわからない」とき
  3. 英語を書こう(話そう)としていて、「ほかの言い回しはないものか」と悩むとき

そこには、次のような出会いがあります。辞書を開く時間は、ターゲット語彙の次のような要素を確かめる機会です。その時間が「辞書に頼っている」と卑下してはもったいないです。文法書もですが、辞書も自分の傍らにおいて、いつも参照しに、確かめにいくパートナーです。

  • やくわり(品詞)
  • 音(発音)
  • 使い方(語法)
  • 使い方(文脈(コンテキスト))

最後の使い方2つは、例文から知り得るものです。例文を見た事がない!という人は、今日から例文をじっくりみることが「辞書をひくこと」だと思って下さい。例文で使い方を確かめていのに、どうやって自分でその語彙を使っていくのでしょう。例文こそ辞書の「命」です。

「英語達者になりたい!」という人は、必ず一生に1冊は、紙辞書を手元に置きましょう。そのお話はあちこちの授業でしていますが、一度も手にしたことがない人は、SI Roomで自習をする時には、自分が「見やすいな」と思える辞書を手にして、学習してみて下さい。

※翻訳サイトとは、機能から異なることが分かって頂けたでしょうか?

[1]リーディング力をつけるためには、練習段階ではパッセージに線を引いたり、語と語を線でむすんだり、補足説明部分を括弧に入れたりしてみましょう。語と語、文と文、段落と段落には密接な関係があります。そのつながりを見逃していてはreadingしているとはいえません。概要をとらえてから、精読しましょう。

  • Reading力upのための読み方解説:(1)大意をつかむ/p.305, Ex45.1 Q8-13
  • Reading力upのための読み方解説:(2)パラグラフトピックをつかむ/p.309, Q16-21
  • Reading力upのための読み方解説:(3)パラグラフごとのmain idea、supporting detailsを読み分ける

[2]リスニング力とリーディング力は隣り合わせ!!リーディングしている時と同じ意識で、リスニングしていますか?[1]と同様のことを、耳からの情報で整理していきます。(文が書かれていないのですから、耳で聞きとって、重要な情報のメモをとっていく=Notetakingしていくことをめざします)

  • mini-talks: p.78 Q 10-12 (CD 4, Tr 11)

 

 

A. Reading力をつけるためのトレーニング方法

  1. 情報の重要度をみわけて読む(情報を整理しながら読む)”Super Size Me” (p.172-173, Advanced Reading Power, Pearson Longman)
  2. Scanning-Skimming力をつける:”New York City” (p.124-125) Reading Power 2, Pearson Longman, 4th edition)
  3. Topicをとらえる力をつける:Choosing the Best Topics, Reading Power 2, (p.96.Third edition, Pearson Longman)
  4. Main Idea をとらえる力をつける:Understanding Main Ideas,p.98- More Reading Power, Pearson Longman)

※どのようなtopic, main ideaが適切で、どのようにとらえるとtoo general(広くとらえすぎ、一般的すぎでもう少し領域を狭めることができる)、too specific(詳細すぎまたは一部に偏っている)なのかを理解できるまで、いくつもの練習をしてみてください。読解力は、聴解力に深い結びつきがあります。

B.Grammar力をつけるためのトレーニング方法

  1. 教材例:文法書「実践ロイヤル英文法」(旺文社)で文法項目を調べるタイミング。文法書を開いて説明を読む、文法問題を解くだけでは、「使える文法力」がつくわけではない。
  2. 「使える」ってどういうこと?例:助動詞。教材例:Grammar to Go 2, Pearson Longman。例文が多いものをつかって、ターゲットの文法(ここでは助動詞)を繰り返し例文の中で確認するトレーニングが必要。目標は、こうしたテキストに並んでいるような例文を、自分が無限に産み出せるようになることです。産み出せなかったら、例文をつかって、「否定文にしてみる」「疑問文にしてみる」など、1つの例文でいろんな練習をしてみましょう。ぜひ口頭か、頭の中で。

留学英語A Class 5, May 11, 2012〜リスニング学習法〜

5月 11th, 2012 | Posted by Seiko OGURI in CLASS: TOEFL - (コメントは受け付けていません。)
  • TOEFL ITP(5月30日)の受験料お支払い期限は、5月15日です。

Listening 学習方法解説[1]:  Minitest 2: Extended Conversations p.67

  1. まず聞く。とにかく聞いてみる。がしかし、学習する時は素手で聞かない。ただ聞かない。(通訳さんのように)メモをとりながら聞いてみよう。メモが唖然とするほど白紙でも、とにかく「内容」重視のメモをとろうとする意識を備えて聞くのと、ただ聞き流すのでは大違い。100% 聞けない耳で聞き流す回数を増やしても実らない!
  2. 取ったメモをみながら、設問を聞き、解答してみよう。
  3. 「これ以上自力走行は不可能」という段階まで聞き直しをしたら、辞書を投入。辞書を片手に、メモをもう一方の手に、何度も聞いてメモを増やして行こう。メモは、まだここでは「内容」重視。
  4. もうこれ以上は聞きようがない。辞書を使っても「内容」メモは増えない」という段階まで着たら、「語彙表現」メモをとるべく何度も聞こう。このメモは、1,2のメモとはコラムを分けるなどして、「内容」メモと、「語彙表現」メモが混在しないように気をつけて。
  5. ここで再度メモをみながら、設問を聞き直し、2で解答したものを「改良」「修正」してみよう。ペンの色を変えるとよい。最初に書いた解答を消してしまわないことが大切。(ちょっとはマシになることが目標)ここでマシにならないのだとしたら、もっとベーシックなセンテンスディクテーションのトレーニングを別途加えないと未来はない!
  6. もうこれ以上、語彙表現も内容も聞きようがなく、耳にたこができそうだ・・というところまできたら、スクリプトを投入。スクリプトを見ながら音声を聞く。スクリプトをみながら重要ポイントをおさえる。
  7. スクリプトと自分のメモを照合して、メモを修正。(ペンの色を変えるなどしようね)
  8. メモをみながら、三度目の解答修正。もう変わりようがない、というところまできたら、正解をチェック。
  9. 正解しなかった部分は、聞こえるようになるまで、正しい解答に納得ができるまで聞き直す。

リスニングのトレーニングには、この繰り返しの努力が必要です。ダイアログの場合は、まとめていくつか聞き、正解をチェックすることもよいでしょう。しかし、少し長い会話になったら、別の方法をおすすめします。リスニングを何問かチャレンジしてみてからまとめて解答するよりも、1つ終えては解答チェック、という方法のほうが、次に解答する際の「改心」につながる。やみくもに解答して、正解チェックをして、正解数に一喜一憂するのは「学習」ではなくて、ただの「肝試し。この違いを自覚してリスニング力100%をめざそう。特に、TOEFLのダイアログ、ちょっと長い会話までは、完璧に100%ディクテーションできることが当然。トークの段階で、ちょっと聞き逃しがあっても・・という程度が目標!!

最優先課題:p.81〜Mini-lesson for Section 1 (Idiomatic Expression)

ここにある熟語、慣用表現(Phrasal verbs句動詞を含む)を覚えずして試験を受けるなかれ。これは最低限。本気ならばTOEFL単語集をコンプリートしなきゃ・・・ね。でもその前に、基本語彙ほど重要なので、Data Base 3000はクリアしておこう。Data Base 3000の日本語から英語文が正確かつ瞬時に「翻訳」できるようになったら、次のレベル4500へ・・・。TOEFL語彙集はその後のハードル!

サマリーを書くには・・・

  1. 対象とするパッセージ(メッセージ)のを正しく理解する←「だいたい分かった」ではダメ。
  2. 最重要ポイント(=サマリーの骨子)はどこかを見極める←「どこが重要?」かどうかが分からないようでは、平坦な読み方をしている、文字だけを見ていること。
  3. パッセージから目を離して、母語でまず「主旨」が言えるかどうかをチェックしてみる←母語でもまとめられないものは、英語でまとめられるはずもない。日頃、母語をどう使っているかも影響するので、まず母語適切に使えるようになろうネ!

サマリーを書く手順

  1. Planning: 何を書くかをプラン(上記2の部分)
  2. Organization:どういう順序で書くかをアレンジ。いろいろな書き方があります。順序、語彙の選択をアレンジしてみよう

サマリーの手がかりとなる要素

  • パッセージの中の語彙:文やフレーズそのままではなく、どこかにある語彙をアレンジして使ってみる力をつけたいもの。
  • パッセージの中の情報:これは誤差が生じてはいけないところ。必ず情報は一致させておかなくてはならないところです。「勘違い」や「曲解」、極端な「結論付け」はいけません。(勝手なことを書いてはならない!

絶対にしてはいけないこと

  • 印象に残っている語彙や情報を、適当に並べて、文を作った気になってしまうこと。最重要な情報を中心に(ほとんどの場合は、それを主語に)書けるようになろう。

目標としたいこと

  • 単文(S-Vが1つずつ)が書けるようになってから、そのワンランクアップをめざしたい。
  • サマリーを書くことに慣れてきたら、複数の視点、表現、提示順序で書けるようになりたい。そこからベストなサマリーを選べるほどになってこそ、「使える」というもの。

 

 

☆宿題に対する意識:

 

ただ説明を聞く・・のが私の授業ではありません。英語のルールに関する知識をインプットして終わる授業ではありません。英語のルールを知った上で、1つの「技能」を使えるようになることが、この授業の目標です。

したがって、授業中や宿題で行う「練習」がとても重要です。

解答をチェックして、何点だったから合格・・ということではありませんので、正解・不正解をゴールにしてきた人は、そのゴールを置き換えてみましょう。もし「正解・不正解」にこだわるのであれば、「全問正解」がゴールです。

英語は暗記で終わる科目ではありません。暗記をしなくてはならない部分はありますが、英語は「ことば」であることを忘れないでください。「ことば」のパーツではなく、「ことば」の使い方を身につけよう・・とトレーニングしてみましょう。1つ1つ使えることが増えていくことが実感できるようになるまで、特に最初の段階は、一番辛いです。

以下は危険な行為です。

  • 授業中の説明/意識するポイントを聞いていない→トレーニングができなくなります
  • 授業中のトレーニングをしてみない→力をつける過程を放棄することになります
  • 宿題は解答を写させてもらう→写させてくれた人にだけ力(と単位)がつきます

宿題や授業中の練習は、片付け仕事にしないで、自分がどのくらい理解しているか、どのくらい運用できるかを確認するもの・・・という意識を!!

★文を書き取る(dictation)時の意識:
  1. 「聞こえない!」「聞こえるわけがない!」「こうとしか聞こえない!」という自己抑制を取り払う。自分の脳をコントロールしているのは自分。聞けるようにするのも、聞こえないままにしておくのも自分。極限まで試してみた?頑固頭では、聞き慣れていない英語に耳が慣れていくはずもありません。
  2. 音ではなく文の状況をイメージする
  3. 文の内容を推測する←これ、結構忘れます。聞くのは「音」ではなくて「言語」
  4. 主語/動詞が何かを組み合わせる。品詞に注意する
  5. 何度も聞くうちに、「穴」があいてしまっている部分を少しずつ埋める
  6. 文字と音を照合して、内容を確認する。妙なところがあれば、「聞き違い」かもしれないと自己修正して「聞き直す」
  7. (今日の授業では禁止しましたが)辞書を使ってよい場合は、辞書で自信がない語彙を確かめながら聞く
  8. 正しい文と自分が書き取った分は、詳しく照合し、誤りがあった部分に注意して、何度も聞いてみる。どうして誤って聞こえたのか、耳を修正するトレーニングが大切。このステップを行わずして、何度も流し聞きをしていても、リスニング力は向上しない
  9. 語彙、文法の補強をしよう。これをしないで音声をただ聞いていても、リスニング力は自分が知っている語彙・文法どまり

超えたいポイント

最初が一番きついです。トレーニングは楽ではないです。しかし、そのトレーニングを(毎日)重ねていくと、突然「なんか聞こえる...」と、昨日よりbetterな自分に気づく時点が来ます。その日までがんばってみましょう。

よくある落とし穴

  • 何でも聞けば良い?:聞くものは文や語彙がしっかりとしたものを選びましょう。耳と目を通して、使われている英語をインプットします。そのインプットがよいものであればあるほど、それを手本として、次に口や手をつかって使うことができるようになります。自分の語彙・文法レベルに合ったものを選んで聞くのがよいでしょう。
  • 何度も聞けばよい?:力づくは効果があがりません。ひたすらに回を重ねるのではなく、意識をすることを忘れないようにしましょう。内容を意識する、文法を意識する。もちろん「聞こえるようになるトレーニングをしているんだ!」という意識が最も重要です
  • とにかく書けばいい?:耳からインプットした文を全文書けるようになるのがfirst stepです。しかし、次には「情報を整理する」(note-taking)や、「主旨を述べる」(summarizing)をめざします。耳からインプットしたものを、口頭で返していくトレーニングも、耳を開くのに効果があります。1種類のトレーニング方法ではなく、いろいろなトレーニングを組み合わせることで、リスニング力はついていきます

 

リクエストにお応えして、第10回自主学習支援のための特別講座<マジカルワークショップ>を開催する予定でいます。

今回のテーマ:英語の発想トレーニング

日時:2012年4月28日(土)午後 予定

講師:小栗成子

対 象:英語力をつけたいと思っている方・英語学習の関心の幅を広げたいと思っている方

場所:キャンパス内のどこか(人数に応じて決めます)

募集開始:20日からかな?

参照:これまでの『マジカルワークショップ』まとめ

英語学習の友

4月 19th, 2012 | Posted by Seiko OGURI in CLASS: English III-IV | Class: English V-VI | CLASS: JohoEigo | CLASS: TOEFL - (コメントは受け付けていません。)

※「翻訳」サイトは「辞書」ではありません。英語を学習しようとするのなら、「辞書」を。

※電子辞書は機能をよく研究して使いましょう。また、紙辞書を1冊は手元に置きましょう。

英和/和英辞書なら

英英辞書なら

類義語なら

文法をチェックするなら

文法練習なら

 

Note-taking Review: A Good Read 2, Unit 5 Emotional Intelligence

先週Note-taking宿題に課したところを徹底研究しました。

  1. Topicをとらえる
  2. Main ideaをとらえる
  3. Supporting detailsをとらえる

これを、各段落ごとにとらえたら、パッセージ全体としてのMain idea/Supporting detailsをとらえます。本日の授業では、Main idea=topic sentence=first sentenceではなく、段落または全体を読みMain ideaを作文しなくてはならない場合の練習をしました。

次週までの宿題:Practice test 3のSection 2(structure)全問。次週はここを確認しますので解答チェックまで各自で済ませて来てください。授業は来週が最終です。集中講座のご案内も来週します。(16週目は自習時間に当てて下さい!)