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Lady Gaga Indonesia concert denied permit by police

BBC News Asia

15 May 2012 Last updated at 15:51 GMT

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-18073961

Listen to take notes

5月 14th, 2012 | Posted by Seiko OGURI in Self Study | Self-study(Listening) - (コメントは受け付けていません。)

Reading Advantage 1を使ってNote-takingを行っている方から、「ノートしていくのが難しい」とのコメントがありました。

さてどうしましょうか。学習方法の1例をご紹介します。

  1. 1回目は辞書をひかずにメモをとりながら聞きます。最初からオーガナイザーやチャートのようにできなくても、まずはメモをとることになれましょう。通訳になった気分で・・・。そのメモでは「内容」を重視し、「内容」のメモを。聞こえた英語表現を書きためるのではありません。
  2. 2回目以降は、自分で加減をしながら辞書の補助を受け入れましょう。内容に関わっているところで、語彙が不明瞭であれば、音をたよりにスペルを自分で作ってみて、辞書を引きます。内容にフィットした語がみつかれば、それが「求めている語」かも。
  3. ここでは、辞書を使って聞く間に、辞書力も高まります。文脈に合った語を探す・・という行動が、辞書力をつけてくれますから、それを「いつまでたっても分からないことばかり」ではなくて、「(学習機会を得られて)ありがたい」と思いながら辞書引きを楽しみましょう。ただし、辞書依存はいけません。ひとまずはなしでがんばってみて、もうだめだ・・というところまで来たら、辞書に少し手伝ってもらう、という意識を忘れずに。また、前にも引いた記憶がある語を何度も引くようであれば、それも放置・無視してはもったいないです。「これ、前に引いたよな」と思い出せればまだマシ。引いたことも忘れているようでは少し問題。
  4. そこで登場するのが単語ノート。「あら、また引いちゃった」という語は、ノートに集め、時間をかけて脳に入れておきましょう。品詞、派生語も同時にノートして「使える語彙」を増やしましょう。

※「使う」というのは、話す、書くことだけではありません。聞く、読むという「受信」行動の場合にも、語彙や文法は「使って」います。「受信」の時こそ、それを意識しておかないと、「発信」時に使えるようになるはずもありません。

4月28日(土)13:00〜15:00、192B-LLにおいて、第10回マジカルワークショップを開催しました。

日本語から英語への発想転換を強化するためのトレーニング方法をご紹介しました。

SIルームにある教材の中から、おすすめをしたのは、以下の教材です。

表現のための実践ロイヤル英作文法 問題演習 綿貫陽 ほか 旺文社
表現のための実践ロイヤル英文法 綿貫陽 ほか 旺文社
同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセッシング 田中智子 三修社
同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセッシング ドリル 田中智子 三修社
英語リプロダクショントレーニング 小倉慶郎 DHC
スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング 森沢洋介 ベレ出版
とことん話すだめの瞬間英作文トレーニング 森沢洋介 ベレ出版
やっぱり英作文〜英語の語順をマスターする〜 岩切良信 ベレ出版
英語はほんとに単純だ! 西巻尚樹 あさ出版
こんなふうに学びたかった英語 伊藤悟 Z-KAI
英文法・語法トレーニング 基礎講義編 〜英文法を完全にモノにする15章〜 風早 寛 Z-KAI
CD付 英語構文必修 101〜センターまでならこれ一冊〜 渡辺寿郎 Z会出版
“英語のしくみ”が見える[基本動詞+前置詞}イディオム1000 クリストファー・バーナード プレイス
ゼロからスタート基本動詞〜動詞70のコアイメージをつかめば英語力がぐんとアップする〜 妻鳥千鶴子 Jリサーチ出版
10日間でマスター! 英作文英会話 グレゴリー・
プール
ナツメ社

 

★文を書き取る(dictation)時の意識:
  1. 「聞こえない!」「聞こえるわけがない!」「こうとしか聞こえない!」という自己抑制を取り払う。自分の脳をコントロールしているのは自分。聞けるようにするのも、聞こえないままにしておくのも自分。極限まで試してみた?頑固頭では、聞き慣れていない英語に耳が慣れていくはずもありません。
  2. 音ではなく文の状況をイメージする
  3. 文の内容を推測する←これ、結構忘れます。聞くのは「音」ではなくて「言語」
  4. 主語/動詞が何かを組み合わせる。品詞に注意する
  5. 何度も聞くうちに、「穴」があいてしまっている部分を少しずつ埋める
  6. 文字と音を照合して、内容を確認する。妙なところがあれば、「聞き違い」かもしれないと自己修正して「聞き直す」
  7. (今日の授業では禁止しましたが)辞書を使ってよい場合は、辞書で自信がない語彙を確かめながら聞く
  8. 正しい文と自分が書き取った分は、詳しく照合し、誤りがあった部分に注意して、何度も聞いてみる。どうして誤って聞こえたのか、耳を修正するトレーニングが大切。このステップを行わずして、何度も流し聞きをしていても、リスニング力は向上しない
  9. 語彙、文法の補強をしよう。これをしないで音声をただ聞いていても、リスニング力は自分が知っている語彙・文法どまり

超えたいポイント

最初が一番きついです。トレーニングは楽ではないです。しかし、そのトレーニングを(毎日)重ねていくと、突然「なんか聞こえる...」と、昨日よりbetterな自分に気づく時点が来ます。その日までがんばってみましょう。

よくある落とし穴

  • 何でも聞けば良い?:聞くものは文や語彙がしっかりとしたものを選びましょう。耳と目を通して、使われている英語をインプットします。そのインプットがよいものであればあるほど、それを手本として、次に口や手をつかって使うことができるようになります。自分の語彙・文法レベルに合ったものを選んで聞くのがよいでしょう。
  • 何度も聞けばよい?:力づくは効果があがりません。ひたすらに回を重ねるのではなく、意識をすることを忘れないようにしましょう。内容を意識する、文法を意識する。もちろん「聞こえるようになるトレーニングをしているんだ!」という意識が最も重要です
  • とにかく書けばいい?:耳からインプットした文を全文書けるようになるのがfirst stepです。しかし、次には「情報を整理する」(note-taking)や、「主旨を述べる」(summarizing)をめざします。耳からインプットしたものを、口頭で返していくトレーニングも、耳を開くのに効果があります。1種類のトレーニング方法ではなく、いろいろなトレーニングを組み合わせることで、リスニング力はついていきます

 

リクエストにお応えして、第10回自主学習支援のための特別講座<マジカルワークショップ>を開催する予定でいます。

今回のテーマ:英語の発想トレーニング

日時:2012年4月28日(土)午後 予定

講師:小栗成子

対 象:英語力をつけたいと思っている方・英語学習の関心の幅を広げたいと思っている方

場所:キャンパス内のどこか(人数に応じて決めます)

募集開始:20日からかな?

参照:これまでの『マジカルワークショップ』まとめ

  1. Unit 4A Grand Central Terminal: one sentence summarizing/ keywords, skimming
  2. Unit 4B Postcards from India: prediction/ listening→topic, keywords→reading(skimming)
  3. Unit 5A When Disaster Strikes: The flooding of New Orleans/ prediction/ listening→paragraph topics

★predictingからskimmingへ:

  1. titleをもとにまず内容の推測を心がける。(無意識にできるようになるまで、意識して行う)各段落ではなく全体として何を伝えようとしているのか、推測してみることで、全体の意図を見失わないようにする。
  2. 推測をたどりながら、本文を聴く、読む。(まず聴くことにより、大量の文字に埋もれずに強調されて読まれるフレーズ、反復される語彙などに注意を払う[意識]が大切。)
  3. 聴くだけでは取れなかった情報を、聴きながら読むことで把握し、重要な語(情報)をskimmingする。
  4. 各段落のトピック、1.で推測した「全体の意図」に即して、各段落にどのような役割(何を伝えようとしているか、説明・補足・補強しようとしているか)を把握しようとする。

★未知語と遭遇したら:

  1. 未知語をマークしない(文字色が変えてあるテキストの場合は、そこのあまり注意を払いすぎない)
  2. 未知語の周辺、その段落の内容から、その未知語の品詞、意味を推測してみる
  3. 全体を読み終えてから、上記4の段階以降で辞書を引く。それまではその語が必要ならその語のまま置いておく
  4. 辞書で調べた語彙は、ノートに留める。品詞、発音(アクセント)にも注意して、その文での品詞をたしかめて適切な訳語をノートしておく。その他にも意味が多様にある場合は、それも書いておく。また、派生語も書いておくとよい。
  5. 出逢った単語は、何日間か分をためて覚える、毎日覚える、その場で覚える・・などする。(試験があるから覚える、という覚え方はもう卒業したい)
  6. その語を見たときに、調べた時に読んでいた文、内容が頭に描かれるようになれば、その語はそろそろ自分のものになりつつある・・と思ってよいかもしれない。(訳語だけしか思い浮かばないのであれば、まだまだ・・・)
  7. 再度、その語彙と出逢い「調べたことがあるかも」と思うようであれば、辞書よりも自分のノートをまず振り返ってみよう。「調べた事を覚えている」ことも重要。それは「覚える」ことの第一歩。何度調べてもまたノートを振り返るような語彙には、「振り返った印」を振り返った回数分しるしておくとよい。

注意:単語は、音なし、品詞なし、派生語なしでは覚えない!!単一の訳で覚えるのではなく、例文を必ず読もう。

 

Intensive Course/ Active Listening & Reading by Oguri [3], Feb 18

2月 18th, 2012 | Posted by Seiko OGURI in Study English (general) - (コメントは受け付けていません。)
  1. Unit 2-B Reading: Our Bond with Dogs/
      • Review→summary
  2. Unit 4-A Listening: Grand Central Terminal
  • Predicting→listening(homework: skimming用プリント)

本日の焦点:

  • summarizing:「最も伝えようとしていること」の捉え方、推敲のしかた(ことば選び)
  • reading:ことばとことばの関連づけ:「ことば」はどう選ばれ、リレーされているか。ことばの「責任」

Further reading (Oguri selection)

——————-

Passageには、topicがあり、topicを提示するtopic sentenceがあります。topic sentenceそのものが、main idea(主旨)であることもあります。main ideaで訴えようとしていることを補強、補足するのがsuppporting details。Passageの中のparagraphがdetailsだとすると、1つ1つのparagraphにもtopicがあり、main ideaがあり、detailsがあります。文を構成する語彙・フレーズは、ただ於かれている無責任な存在ない・・そう意識して聴いたり、読んだりしてみましょう。

Reading Explorer本文の特色:

「英語ではこういう風に論破していく」と聞くことがあるかもしれません。「英語はこう書く」とも。でもちょっと待って下さい。英語にもいろいろな表現がもちろんあり、TPOに合わせたことば選びがなされます。論文調なものや、報告、ニュースなどは、最も伝えたいことが誤解なく通じるように、論点をしっかりと前面に出すことが多いでしょう。みなさんが母語で何かを書こうとする時、まず何を考えますか? みなさんが英語を書こうとする時、最も忘れがちなのはもしかするとそれかもしれません。書く目的は何ですか?書いたものの読み手の存在を忘れてしまってはいませんか?英語の文を仕立てることに必死になるあまり、忘れてしまうことが多いかもしれません。もし、母語でもそう努めていないのだとすれば、「英語が書けない」のではなく、「(伝わる)ことばが書けない」という意味なのかもしれません。

Reading Explorerのようなジャーナル的なパッセージでは、まず人々の身近なものから関心を引き、中身で実例、インタビューを通しての生きた声など、ドラマティックに、または映像的に伝えようとする場合もあります。そうした表現のしかたをしていても、何が伝えたいのか・・焦点は必ずあります。それはどこ?!最も伝えたいことが、必ずあるはずです。

「何を伝えようとしているのか」を探ることを意識して、読んだり聴いたりするしながら、まず、メッセージ・内容を把握できるようになるのがfirst step。それができるようになったら、second stepでは表現方法(ことば選び)にも関心を向けて、自分の英語の器を大きくしてあげましょう。それが書く力、話す力に結びついていきます。

本講座でトレーニングしようとしている力:

  • Previewing
  • Predicting
  • Topic
  • Main Idea
  • Supporting details
  • Skimming
  • Summarizing

★パラグラフ構成のsignal words/ detailsを読み分けるトレーニングプリントも配布しました。徐々にやってみて下さい。解答はSI-ROOMにあります。

Unit 2- DVD Man’s Best Friend

音声なしで画像のみから、内容の要点を探る。(ただ見てしまわないための訓練)

画像だけでは分らなかった補足情報を、音声(ことば)から探る。

情報の分類。(聴くだけで分らない場合は、スクリピトを読む←Readingと同様)

Unit 2-B Reading: Our Bond with Dogs

  • Previewing
  • Predicting
  • Topic
  • Main Idea
  • Supporting details
  • Skimming[本日new]:情報抜粋

 

 

Unit 1A: The home of the Olive/ An Oil for Life

  • Previewing
  • Predicting
  • Topic
  • Main Idea

Listening:

主役の主語/動詞に注意。key wordをつかむ。Topic, Main Idea を聴こうとする。

どこにfocusして聴くかをトレーニングする。

Reading:

文中で最も重要なメッセージを伝えている文を探そうとする。

  • 1つ1つの語にある意味をつかむ。(意味=和訳ではない)key wordsをつかんだら関連をつなぎあわせる。

詳しくは語学センターにてお尋ね下さい。(19号館2階)

————–2011年度 語学センター 英語特別集中講座——————-

第一期/初級・中級・上級コース<アカデミック準備コース>

216日〜22のうちの6日間    申込期限:2月10日

Aコース:[初級]12コマ/渡航準備としてのリスニング・スピーキング by ストッツ先生&フォード

Bコース:[中級以上]12コマ/リスニング・リーディング強化 by小栗

Cコース:[中級以上]10コマ/実践英文法強化 byスミス

第二期/中級・上級コース <TOEFL PBT/ iBT特訓コース>

223日〜29のうちの5日間    申込期限:2月20日

D1コース:[中級以上]10コマ/長文リスニング強化 by小栗

D2コース:[中級以上]10コマ/スピーチ・ライティング強化 byマーハー

———-

★本講座は有料です。1コース2,500円。(単位は取得できません)

★コース日程は語学センターにてご確認下さい。

★B〜D2コースでは、TOEIC、TOEFLのスコアなどを参考にレベル判定をさせていただきます。スコアがない方は、語学センターにてご相談下さい。

 

———-受講手続きについて———–

Step1.コース受講申込

  • 語学センターにてコースの内容/日程を確認
  • 各コースのレベルに注意して下さい。
  • コースの選択に迷ったら、語学センター教員が相談に応じます。
  • 英語能力判定試験[CASEC]受験を希望する場合は、別途、申し込みが必要です。

Step2.語学センターから通知を受け取る[メール]

  • 受講コース決定→登録手続きへ
  • 期限になってもメールが届かない場合は、語学センターまでご連絡下さい。
  • 受講コースが受講希望者多数の場合は、先着順となります。

Step3.語学センターにてコース登録用紙 申込書を受け取る

Step4.会計課にて受講料納入

  • 会計課(1号館2階)にて受講料を支払う
  • 会計課受付時間 9:00〜18:00
  • 支払い時には、「申込書」が必要です。
  • 一旦納入された受講料は、いかなる場合もご返金しかねます。

Step5.語学センターにて申込書提出

  • 申込書提出時には会計課領収印が必要

Step6.コース受講

  • 丸善にてテキストを購入する
  • テキストは各コースで異なります。必ず確認してから購入して下さい。
  • 講義室は語学センター掲示板またはWebで確認して下さい。

 

申込期限

第1期コース:2月10日

第2期コース:2月20日

*ただし、コースによっては人数制限(先着順)がありますのでお早めにお申し込み下さい。

 

 

I am interested in how to make pancakes.

I got interested in how to make pancakes.

この2文は同じ意味ではありません。重要なポイントはam(be動詞)とgetにあります。be動詞はstative verb(状態を表す動詞)、getはaction verb(行動を表す動詞)です。am interested はいつからかということは分かりませんが、とにかくパンケーキの作り方に関心がある状態に自分がしばらくいるのだということを表しています。got interested のほうは、いつかの時点で「あ、パンケーキの作り方知りたい!」という気持ちに至ったactionを表しています。詳しくは、stative verb、action verbを研究して下さいね。

be/get interested inのうしろには、名詞/名詞句が来ます。名詞や動名詞だけでなく、how to make pancakesとか、how he became so richなど「句」も来ていることを、あちこちで発見してください。

文法を身につけるには「気づく事」「発見すること」の繰り返しが大事。不思議に思った時が調べ時です。チャンスを活かして自分のモノにしてください。

Note-taking力をつける訓練

1月 19th, 2012 | Posted by Seiko OGURI in CLASS: TOEFL | Self-study(Listening) - (コメントは受け付けていません。)

何か1つ力を身につけるためには、手順の理解をした上で繰り返し練習をしなくてはならないことが多いです。しかし、その練習も「意識」をしないでただ繰り返していても、なかなか向上しないことってありませんか?

「意識って・・・?何を意識するの・・・・?どうやって?」

たとえば筋トレをするとき、今はどの筋肉をどのように強くしようとしているのか、よいインストラクターならば説明をしっかりして、筋トレ中もそこに意識を集中するようにフォローするでしょう。形や型だけを見せるのではなくて、見せながら説明をして、意識の集中のしかたをまず説明し、それからトレーニング中にそれができているかどうかを、チェックするよう促してくれるでしょう。

ということは、自習をする時には自分自身がインストラークターになって(だからSI-ROOMのSIはself-instructionなわけで)自分を促さなくてはなりません。学習時間をたくさん費やしても、練習をたくさん重ねているつもりでも、どうも効果があがらない・・という場合は、まずそこを見直してみましょうか。どうやって学習していますか?何を考えていますか?どこに注意を払っていますか?何を意識していますか?

Note-takingの場合は、その道のりは長いです。まず注意事項は次のとおりです。

  • 教材選び(レベルに注意):自分の今の能力よりはるかに難易度の高い教材を選ばない。スクリプトを読んでみて下さい。すらすらと辞書なしで読める、あるいは未知語が数語あるものの、内容は分る、というレベルからのスタートがよいでしょう。読めないものは聞けません!
  • レベルにあった手順:できないことを、無理矢理し続けない
  • 振り返り:やりっぱなしにしない。未知語の整理や構文、文法のチェックもしましょう

★教材選びや手順については、必要なら(中部大学の方は)SI-ROOM自主学習カウンセリングをお申し込み下さい。学外の方は、別途、メールなどでご相談下さい。

私がお奨めしているNote-takingの方法をご紹介しておきます。

  1. スクリプト(audio原稿)を見ずに、音声を止めずに、まず一度聞きます。テーマは何か、そのテーマについてどんな話をしているのか(main idea)は何かをとらえようとします。(意識その1)[特に上級者は推測力をここで発揮しましょう。ただし推測と憶測、妄想は違いますよ!推測にはそう推測するだけの理由づけが必要。]
  2. 2回目以降はaudioを止めながら、聞いてもよいです。特に初心者ほど止めましょう。何度も聞きづらい部分を聞き直してもOK。自分が母語で授業ノートをとるかのように、情報を整理してノートしていきます。ここではどのくらいきちんと整理できるかどうかが要。適当に情報をならべていると、情報と情報の結びつきが見えません。(意識その2)
  3. 情報が整理できてきたら、トピックが変わる(つまり段落が変わるということですが、audioだけでは段落の切り替わりは見えないので)ところまでで、区切りをつけましょう。
  4. ノートを読み返しながら、再度audioを聞きます。
  5. およそノートができたところで、スクリプトを読みましょう。自分のノートを見比べて、直すところはペンの色を変えるなどして修正。どの部分が、どのようなところが聞けなかったのかを確認し、その理由を考えてみます。(意識その3)
  6. スクリプトなしで、再度audioを聞き、修正箇所に注意しながらノートを確認します。修正した部分がきちんと脳に入ってくるかどうかがチェックポイント。(意識その4)
  7. ノートを完成。ノートだけを読み、どんな内容か把握できますか?(意識その5)
  8. スクリプトだけをリーディング。ノートとリーディングで得た内容は同じですか?(意識その6)
  9. しあげのリスニング。何もなしでaudioを聞き、7-8の内容がきちんと脳に入ってきますか?最終セルフチェックです。(意識その7)
  10. 未知語が多い場合は、単語ノートにまとめていきましょう。そんなことしなくても覚えていられる・・・というのであればここでは単語に集中しなくてもよいでしょう。

1〜9までにどのくらいの時間を要するかは、今のあなたのレベル次第です。もし時間がかかりすぎる、というのであれば、教材が難しすぎるのかもしれません。欲を出しすぎても、一生使える土台形成にはならないかもしれません。最初ほど時間がかかりますが、力がついてくると加速度も増します。最初ほど大切。ただし、慎重すぎる性格の人、自分を甘やかしがちな人は、時々チャレンジをして少し難し目の教材も触れてみましょう。

何も聞こえない!何も脳に残っていかない!という人は、まずスクリプトを見ながら聞く・・という手順に変えましょう。その場合は、手順2の前に「スクリプトを読む」(辞書もひきます)という手順を入れて下さい。スクリプトを読んだあとは、「スクリプトを読みながら聞く」です。その後に2からの手順をどうぞ。

単語力がなくて聞けない・・という人は、単語集をつかって、単語と例文をしっかりと入れながら(耳も意味もスペルも・・です)文法も同様。並行してNote-takingしてはどうでしょう。単語をやってから、文法をやってから・・でなくても、Note-takingはできます。というより、単語/文法は、読む/聞くをしながら行っていくことが私のおすすめです。

 

    英文法は形、ルールを覚えるのがゴールではありません。使えるようにする・・・には、使わなくては。PASEOなどの授業を受けたり、英語話者とコミュニケーションをしてみたりと、英語で表現せざるをえない状況(時間)を少しでも確保する方法が1つ。もう1つは「おけいこ」。まだ実践に自信がない人は、特にこのおけいこが大切です。

    実践場面、おけいこの場面で必要とされるのが「総復習」。身につけたはずのルールや形を、そこに投影しなくてはなりません。しかも、瞬時に。まだ未熟なレベルの場合は、ゆっくり調べながら、確認しながら、というのもOKですが、徐々に慣れていくように目標を定めましょう。いつまでも慎重すぎてはいけません。しかし、慎重さに欠けるのもいけません。「数打ちゃ当たる」式の練習は、学習とはいえません。自分はどちらのタイプか?よく見定めてしっかりと「使えるように」身につけて下さい。

    もし習得したいと本気で思っているのなら、次のことは必須でしょう。

    1. 集中力(脇目をふっている場合じゃないよね。短期間に集中すればするほど、それがバネになります。)
    2. 持久力(ちょっとやそっとで、身に付くものなんてありませんよ。毎日少しずつ、が大事。)
    3. 意識(今、自分は文法のうちのどんな力を身に付けようとしているのか、徹底的に意識しましょう。)
    4. 確認と修正(やりっぱなしは駄目。何がどうなっているのかをしつこく確認し、誤っているところは自己修正を。確認時間がそのうちに減ってくることを目標に。)
    5. 目標(遠くの目標と、近くの目標、今日の目標を設定しましょう。遠い目で夢見てばかりの人は足もとを。足もとばかり見ていて先に進まない人は、少し顔をあげてみましょう。近い目標ほど修正が必要なことが多いでしょう。)

    「いくら勉強しても身に付かない」という人は、自分のタイプを見誤っているのかもしれません。周りに助言者がいたら、客観的な意見を聞いてみましょう。力づく、闇くも・・な取組みはお勧めしません。つまづいたら、相談しよう。そのためにSI-ROOM自主学習カウンセリングがあります。

     

    こんなサイトに、おけいこリンクがまとめられています。

    Useful Links for Learning English

    Online dictionary

    10月 24th, 2011 | Posted by Seiko OGURI in CLASS: English I-II | Class: English V-VI | CLASS: JohoEigo | CLASS: TOEFL | Study English (general) - (コメントは受け付けていません。)

    英英辞書

     

    類義語なら