Notetakingの学習方法救済編。いきなりメモ(ノート)を取れ、といわれても困る、という人はここから。実は、リスニングではなく、リーディングのテキストや、ニュース、ドキュメンタリーのDVDなどが役立ちます。audioCDがあるリーディング教材は、SI-ROOM(語学専用自習室@19号館2階)でぜひご利用ください。(SI-ROOMでは利用者登録が必要です。詳しくはSI-ROOMでお尋ねください)初級編:リーディングのテキストでaudio CDがついているものを選びます。内容はノンフィクションのほうがベター。1)ユニットごとにaudioを聞き、メモします。2)テキストでメモとテキストの内容を確認します。3)修正すべきところを直してから、もう一度、直したメモをみながら、audioを聞きます。4)最後に、テキストを開いて、文字を追いながらaudioを聞き最終確認します。5)聞きとれなかった単語、意味がわからなかった単語は、単語ノートに整理します。もっと初心者だよ~という人は、順序をかえます。1)テキストを開けて、文字を追いながらaudioを聞きます。2)テキストをとじて、audioだけでメモをします。3)メモとテキストの内容を確認します。4)テキストをとじて、audioをもう一度聞きます。5)単語をノートに整理します。注意!いずれの場合も、テキストからわからない単語を拾いだして、単語を整理してから聞く、読む、というのはやめましょう。もしこのクセがある人は、そろそろ卒業しないと、「思考力」「推測力」が養われません。単語はあくまでも、最後に・・・・。でも、どうしてもそれでは気持ちが悪い、と反論するのであれば、どうぞご自由に。学習するのはあなたですから。
じゃあ、メモはどうするの?まず、何をメモすればいいの?何も聞き取れないのにメモできない・・・。さあ、どうする?何も聞き取れない、という方の救済は後にして、ここではメモの取り方をご紹介しましょう。メモをとるのは、つまり、本当に留学先で講義を受けている時に、ノートを取ることの模試だと思ってください。iBTのリスニングのメモをとれないのであれば、講義に出てノートをとり、講義内容を理解できるでしょうか。その力が試されているのが、このセクション。 しかし、実際の講義は、もっとハードです!(鬼)設問と解答の選択肢の中の単語に沿ったものが、「キーワード」のはず。キーワードは重要な情報なはずなので、繰り返し登場したり、丁寧に発音されたり(強調されたり)します。それを手がかりにしてみましょう。いつ:日時が関係する場合は、いつの話をいつの時点でしているのかに関する情報どこ:場所に関する情報。移動がある場合は、どこからどこへ、ということも含みます。だれが:誰が、誰に、(誰のことを)話しているかに関する情報なにを:何についての説明、質問なのかに関する情報どうする:「何を」どうするのかに関する情報や、意見特に、「意見」の場合は、肯定的、否定的、ニュートラル、というように、誰がどの立場であるのかを、プラスやマイナスをつかってメモしたり、相互の関係を図にしたりするとよいでしょう。
いきなり長文。というので、びっくりしますよね。でも、「聞いていればそのうち何を話しているのかわかるだろう」という姿勢ではアウト。readingの場合と同様、最初が肝心。実はヒントはあちこちにあります。ヒント1:問題文で「誰と誰の会話」という設定説明があります。それをお聞き逃しなく!ヒント2:誰と誰、という設定を頭の中でよ~くイメージしてみましょう。(想像力がない人は、想像力を高める別の思考訓練をしなくちゃ!)このようなヒントを手がかりに、最初の発話で「何」についての話かを探ります。質問文がなげかけられる時は、そこにキーワードがあることも可能性大。全体を通して、キーワードは何度も繰り返しでてきます。