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From Intensive Course Septembeer 2015 on MyGrammarLab

9月 12th, 2015 | Posted by Seiko OGURI in Intensive Course

第6回語学センター英語特別集中講座

  • 2015年9月7日(月曜日)~9月11日(金曜日) ①②③④限/9時30分-16時50分 <4コマ連続>
    • 台風のため9月9日(水)休講→9月18日(金)実施
  • 講師:小栗 成子 語学センター教授
  • 教材:MyGrammarLab Intermediate, Pearson
通用する文法を身につけ、使うには・・

MyGrammarLab Intermediateとともに学ぼうとしていること〜

  • 「わかった」と思いこんでしまったら、次への成長はない
  • 「学ぶ」とは、その一瞬から次に見えてくる、聞こえてくる視界が異なること
  • ここで一緒にしていることを、自分だけでの学習でも活かし続けること。そうすれば今一緒にすごしている時間の意味が大きくなる。
  • 思い出すのに3秒もかかっていたら、その語彙や文法はまだ自分のものではない。
  • 「覚えた」「学んだ」を「ただしく使える」へ持続する努力こそ必要。
  • 耳は器官。耳を通して内容、情報を受け止めるのは脳。
  • 「聞こえない!」「わからない」と思うと脳はシャットダウンする。「何?」「聞いてやる!」という姿勢がリスニングには不可欠。
  • 作文やディクテーションで文を構築したら、推敲は当然。
講座中に触れたこととその補足
  1. テキストの活用方法
    • テキストへの解答の書き込みは基本的にはしないで使ってみましょう。解答を書くと、無意識にそれ自体が「ゴール」になってしまうことがあります。
    • 対面授業の時間では、「一人ではできないこと」を優先し口頭練習をペアでおこないます。
    • 自分が学ぶべき、注意すべき点をテキストにマークしておくのはよいですが、覚えておきたい「考え方」はぜひノートに記録しましょう。ノートは自分一人で振り返るときの「参考書」になります。
    • オンラインワークも、テキストのワークも「答えるための問題」ではなく、全てが自分に学ぶ場面を与えてくれると思いながら使いましょう。「こんな感じ?」と肝試しするのではなく、疑問はその場辞書や文法書で晴らしながら、その場で貪欲に自分のものにします。
  2. 文法書の選びかた、活用方法
    • 文法書にもレベルがあります。(語彙や例文のわかりやすさで自分のレベルに合ったものを使い、買い換えていきましょう)
    • 例文を読まない文法書の使い方はありません。例文がわかりづらい文法書は選ばないでおきましょう。
    • 文法書は、読み物ではなくターゲットを決めて調べる時に使うもの。一度読んだことがあるからもう用はない・・ということにはなりません。常にかたわらに置き参照しながら学ぶものです。
    • 文法書と、文法について書かれているエッセイとはことなります。
    • 文法書と、文法試験問題練習本は大きく異なります。
    • 文法を学ぶのに近道はありません。 文法書を使いながら文法レッスンをしましょう。
  3. 辞書の選びかた、活用方法
    • 一生のうちに一度は一定期間あるいはずっと紙辞書を使って学習してみましょう。
    • 見出語の量ではなく、自分にとって理解しやすい解説、自分が好きな(引きたくなる)紙質、色、文字の大きさ、フォント・・・も合わせて選びましょう。
    • 指導中には辞書コントロールをします。自学の時も、辞書を引くのをちょっと待って見る時、すぐに引く時があってよいはずです。
    • 不正確なことは、必ず辞書をみて確認し、何度も何度もそれを繰り返して当然だと思いましょう。引かずに「こんな感じだったはず」「こんなかな?」で済ませていては、いつまでもその語彙、表現はあなたのものになりません。
  4. 文法力を身につける>文法試験問題に答えられる
    • 文法は使うものです。書く、話す時だけではありません。読む、聞く時にも使います。
    • きちんと身につけた文法なら、文法の試験問題にも応用が利きます。
    • 文法を試験形式用、問題集解答用にだけ覚えよう、正解を覚えよう・・とした文法は、「ことば」の一部ではなく「文法知識」の一部でしょう。
  5. 語彙・文法はコンテキスト次第
    • コンテキストを考えない語彙・文脈選択などありえません。
  6. 耳での文法キャッチ
    • 聞く時、内容とともにどのようなところ、場面にどのような文法が使われているかを学べるよう意識的につかみにいきましょう。それが無意識にできるようになるまで、意識を働かせることが重要です。
    • 特に、スクリプトにあわせて音声を聞くときにも、語彙、文法を意識的に観察します。
  7. 目での文法キャッチ
    • 一文にもコンテキストがあります。一文をばかにしないこと。訳せるからと侮らないこと。どのようなコンテキストにどのような文法が使われているのか、意識的に観察しましょう。それも瞬時に。
    • 音声があるときには、音声とともに目でも確認し耳と目をつなぎます。
  8. 口頭での文法トレーニング
    • 文法教本に「答え」を書き込むのではなく、口頭で述べる方式にしてみましょう。対面授業ではペアやグループで「述べ合い」「チェックし合い」「ヒントの与え合い」をします。それは、一人ではできないことだからです。
    • 一人で学習するときも、口頭で述べてみる時間を取り入れることはできるはずです。
    • 正解を書かないで口頭で述べてみるのと、正解をただ読み上げるのとでは大違いです。
    • 一人ではできないレッスンが「ハーフブラインドダイアログ」です。片側の人だけスクリプトはヒントシートを見られる方式。見えている人が、見えていない人を支えます。(日本語訳で支えてはいけません)
  9. 文構築を通した文法トレーニング
    • 対面授業では、条件付き作文を取り入れています。偶発的に提示されるコンテキスト、文法条件に従って作文することは、自由作文とは異なります。全てが自由な作文では、文法や語彙を誤って使ったり、一定の(自分が自信がある)文法や語彙のみ使用しがちになります。そこから脱するためには、条件をつけたトレーニングをしましょう。
  10. 伸び悩む人の特徴
    • 「だいたいできている」と思い込むと、それ以上の自分にはなれません。
    • プロソディを無視。「英語はペラペラしゃべるもの」との思い込みをしていると、伝わる「ことば」にはなりません。
  11. 細かいコトを無視すると大ゴトに
    • たった1つの冠詞、たったひとつのコロンが大きな「違い」を生みます。その違いを知らないまま、大きな誤解を生じさせているかもしれません。
    • 冠詞1つの選択間違いで、本意が伝わらなくもなります。冠詞を理解していないことは名詞を理解していないこと。名詞を理解していないことは・・・と連鎖していくことを覚悟しましょう。1つ1つの理解を一気には無理でも、少しずつ理解を深めていきましょう。
  12. セルフスタディで体験すべき点
    • 学習途中の混乱から逃げると、その先の光景を体験できません。「わけがわからなくなる」のは何かがわかってきてこそ生じる障壁です。「あれ?ちょっとまってよ」という「混乱」や自信喪失がおきるはず。それこそ、次のことが理解できるステップです。
  13. 話ことばと書きことば
    • 話しことばと書きことばの境目は、正しく書かれたものをたくさん読み気づいていきましょう。
    • 書くこと=文を構築することができなければ、話すことは本来できません。いい加減に書いているのであれば、いい加減に話していることになります。
  14. コミュニケーションを成立させるための文法
    • 対面授業中には、ペアでのコミュニケーションレッスンを通して、ターゲットの文法をその場で使う練習を重ねます。その時、「文法」ばかりに気を取られず、コミュニケーション=相手を理解しよう、相手に伝えようとする姿勢を文法と一緒に、発音と一緒に身につけようとしてみましょう。
  15. 人と人とのコミュニケーション
    • 対面授業中には、アイコンタクトも身につけましょう。この講座の目的はアウトプット力を高めるための文法力形成です。文法を身につける先にコミュニケーションがあります。コミュニケーションに必要な要素を無視して文法知識だけを聞くレッスンではありません。
  16. 人から学ぶ、人と学ぶ
    • 対面授業中には、ペアやグループでのタスクがたくさんあります。どのレベルの人にも学ぶことがあるはずで、どのレベルの人も平等な学習者です。人から、人の姿から謙虚に学ぼうとすること、互いに力を出し合って一緒に力をつけていこうとする経験から、この授業後にも活かせる「人から学ぶ」力をつけていきましょう。
    • 人と人とが、特に自分より英語を身につけている「手本」となる人が英語でコミュニケーションをしている時には、そのコミュニケーション方法、英語をよく観察しましょう。それこそ活きた教材です。
  17. 学習と実践
    • 学習の時は注意し、書く・話す時には学習したことから離れたスタンスをとり続ければ、いつまでたっても学習したことを使わないことになります。「使える」英語を身につけようとするのならば、通じ合うように使おうとする努力が不可欠です。
    • 間違えるのは当然のこと。ただし間違っても直さない・・ではなく、間違いは減らしていこうとしなければなりません。それでも間違えるものです。間違いにあぐらをかいていれば、いつまでたっても間違いだらけです。それでは自分は英語を使っているつもりでも、実は使えていないことになります。間違いに気づけるようになっていくのは進歩の証です。
    • 英語の映画を英語字幕で、日本の映画を英語字幕で。いろいろな方法で英語に接する機会を増やし、そこから英文法の使われ方を学びとりましょう。
受講中の受講者名言集
  • 「みんな、どうやって英語しゃべってるんだろう・・・・・????」

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