Listening 練習方法指導Part A部分(p. 19 Ex 2.2)
リスニング(Dialog)時の照準の当てかた
※一部、Glexa使用。Glexaはこちらへ。
リスニングは音を聞くことではありません。(1)内容を聞こう、その上で、(2)どのような英語表現が使われているかに注意しよう(=吸収しよう)という2つの意識が最も必要です。
- 音情報
- 文法情報
- 語彙(その語彙を使うときのルール)情報と
- 場面(コンテキスト)
単に1.だけでは、何も聞こえません。4を念頭に、2.3.を音に組み合わせて聞きます。話者によっては音が聞こえづらくなる語彙も、2.〜4.で補って聞くという姿勢が身につくよう、訓練を繰り返しましょう。
4.場面(コンテキスト)の詳細は以下の通りです。
- どこで
- 誰が
- 誰と(話し手同士の人間関係)
- 何について
- どのような目的で
話しているのかを、できる限り早い段階で察知できるように訓練する。
※リーディング時と共通していることに注目!
ただ流して聞くのはもうおしまいに。
リスニングセクションの訓練のしかた
- 聞き流しや、テスト体験では英語力はつきません。
- テスト本番では許可されていないメモとりも、練習段階ではメモを取ってきき、だんだんメモを減らしていくとよいでしょう。
- 辞書を引きながらの学習は、類推力を養うのに弊害となることがあります。辞書確認とノートへのまとめは、自分が学習しようとするある程度の「かたまり」を終えるまで、待ってみて下さい。その「かたまり」が長すぎると学習がうまくいかない場合は、「かたまり」を小さめにします。慣れてきたら徐々に「かたまり」を大きくしていきましょう。
- 「かたまり」とは、自分できめる「区切り」のこと。何問程度、と自分で集中できる範囲を決めて練習してみましょう。
- セクション末にあるmini-lessonは、辞書を引いて語彙を確認した上で、確実に記憶しましょう。
- 上記は最低限の必需品。その他、語彙、熟語の本で語彙自体を強化、文法書を使って文法を強化することも、この授業での自主課題です。
★SI Room利用のすすめ(語学センターweb)