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Learning new vocabulary

5月 11th, 2014 | Posted by Seiko OGURI in Study English(vocabulary)

主に中級以上レベルの方へ。

学習材料の長文を読んだり、聞いたりしている際に知らない単語に出会ったとき、どうしていますか?

「あ!この単語知らない!!」と思った瞬間に辞書をすぐに引かず、少しの間辞書を引くのを待ってみる・・という方法も試してみてください。

知らない単語に出逢っても読んでいる間、しばらく辞書を引かないでみませんか。

  1. 前後の語彙の関係、コンテキスト(文脈)からその語の品詞や、「どんな意味を伝えようとしている語彙か」を類推しながら読んで(聞いて)みましょう。
  2. 次に読み(聞き)進もうとするとき、どうしてもこの語の意味が分からないと大変!今読んで(聞いて)いる部分が理解できないし、お先真っ暗だ!!・・・という語彙のみ辞書を引いてみましょう。あるいは、先に進んだものの、「どうしてもあの単語が気になる」という語彙のみを引いてみましょう。
  3. その場合は、その語の意味を、まずそのコンテキストでの意味でつかむことを優先します。(欲張らない)
  4. 読んでいる(聞いている)区切りがきたところまで、辞書を引くのを待つ、という方法もよいでしょう。(徐々にこちらになるとベターだと私は思います)
  5. 途中で辞書を引いた単語は、読み終え(聞き終え)た時点でもう一度引き直し、単語ノートに品詞やその他の意味もともに記録します。見つけたコンテキスト以外でのその単語の使われ方を、例文で見ておく「道草」が、語彙力を豊かにします。

「分からない単語がでてきたら、いつでも辞書がひける!」という意識は、自分を甘やかします。読む(聞く)流れを止めてしまったり、その単語の意味をコンテキスト(文脈)から類推してみよう、「なんだろう?」と思う機会を奪う!と覚悟しましょう。

専門書を読むレベルでは、専門用語が分からないと行き詰まってしまいます。しかし、その場合でも「なんだろうこれ?」と考えながら辞書を引くのと、何も考えずに辞書を引くのとでは大きくその後が異なります。

記録したノートはその後どうするか? ノートは自分自身の「語彙学習本」です。自分が振り返る宝物。時々、以前に記録したものを(パッと開いて)「ああ、そうだった」と振り返ったり、「あ、忘れてる」と振り返ったりする素材にしましょう。同じ語彙について何度も辞書を引くことも、無駄ではりません。しかし、出逢いの回数が増えてきた時に「あ、これは以前に記録したな」「あ、前に会った事があるけど、何だっけ?」と思えればしめたもの。辞書は、何度引いても損はありません。何度も引いて見直すことと、「いつでも引けるからいいや」という意識とは異なります。

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