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Learning How to Take Notes

9月 30th, 2013 | Posted by Seiko OGURI in High school | Self Study | Self-study(Listening)
学習時の意識
  1. 意識1:スクリプトを見ずに、音声を止めずに、まず1度聞いてみます。その際、[推測力]をフルに発揮して、最初ほど重要な情報が提示されることを忘れずに「テーマは何か」そのテーマについて「何を語っているのか」=main ideaをとらえようとします。
  2. 意識2:2回目以降、音声をとめながらでも、メモをとっていきます。そのメモは1.でとらえたmain ideaを確認することに焦点をあわせ、ディクテーションや「聞こえたところを書く」作業になってしまわないようにします。「重要な情報をメモする」=ノートテイキングです。
  3. 意識3:トピックが変わるところ=段落の区切りが分かるまで、聞き返しをします。パラグラフの展開が読めて(聞こえて)くるまで、繰り返しましょう。
  4. 意識 4:およそノートができたところで、ノートを伏せ、スクリプトを見ながら、聞き返します。その際、聞けていなかった、ノートできていなかった重要情報部分をマークします。
  5. 意識5:スクリプトなしで、自分のノートを再度開き、ノートを修正します。この時、修正/加筆情報は文字色を変えておく等しておくといいでしょう。万一未知語があったら、自分の単語帳に記録しておきましょう。イディオム、コローケーションにも注意。
  6. 意識 6: ノートだけを読み、どんな内容のパッセージかを考えます。
  7. 意識 7:スクリプトだけを読み、6.と同様かをチェックします。
  8. 意識8:何もなしで音声のみを聞き、意識1からの変化や改善があるか確認しましょう。
教材レベル

もし1〜8に時間がかかりすぎる・・ということであれば、その教材のレベルが自分のレベルと一致していないかもしれません。リーディング教材を使ってノートテイキングする場合は、リーディング本文を見て辞書なしで一読して意味がつかめるレベルのものを選んで聞きます。読めないものは、聞こえません。

学習上の注意

ノートテイキングの練習は、最初ほど時間がかかります。徐々に時間が短くなってくれば向上している証拠。上達がみられなければ、同じレベルのものをいくつもチャレンジしましょう。(同じものを何度もチャレンジ、ではありません)テキストの場合、章が増すごとに、本タイトルの数字が増すごとに、レベルが徐々にあがっていきます。ということは、上達を感じられなくても「前と同じ」であれば、上達しているのかもしれません。「楽にできる」ようになることはないと思ってもよいでしょう。

ノートテイキング時には、語彙のみを追わないようにします。語彙ではなく、ノートすべきなのは「情報」です。文には文法が組み込まれていますから、理解できないところは語彙/文法/構文/情報自体・・のどれが主な原因なのかを、スクリプトを見る際に考えてみましょう。

音を聞くのではなく、内容を聞く練習が、ノートテイキングです。

 

 

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