情報の取捨選択:
- 基準(尺度):読み手に何を、どこまで伝えたいかによりますが、この課題では、踏み込んだ情報をすべて述べることを目的としていません。それならは、参考サイトを紹介して、そこで詳細をみてもらえばよいです。課題は、情報のスキミングです。その尺度がぶれないようにしてください。ある点では詳しく、ほかでは浅い、という場合は、尺度が統一になっていないということを示しています。概要を伝える、関心を持ってもらう・・そこで止めます。
- リンク集:参照したもので、詳細へと導きたいときに、しっかりとしたリンク紹介をしましょう。URLのみのものや、サイト名だけでは不親切です。また、できるかぎりオフィシャルなサイトへと導いてください。(個人のブログは排除)
- この課題では、主観を捨てます。自分の考えをここで述べてはいけません。あくまでもサイトにある情報を、客観的に収集してください。ただし、主観が入ってもしかたがないのは、自分が訪れたことがある都市のことや、自分の(将来の)訪問目的にそって、そこのおすすめのところに焦点をしぼる・・・これは、「主観をもとに」していることになりますから、自分自身の意見を述べるのとは異なります。
画像の扱い方:
- 基本的に、サイトに公開されている画像はむやみに転用することができないと思ってください。フリーライセンスのものはない、と考えたほうが無難です。自分で撮影した画像の場合、建物や作品自体を撮影してはならないものもあります。また、誰かほかの人が一緒に写っている場合、その人の同意が必要です。
- 本課題では、クリエイティブ・コモンズのものに限り使用を可能とします。ただし、都市紹介にとって必要な画像以外は使用しないでください。サイト内の「CCライセンスのものを検索する」からどうぞ。
- みなさんの画像使用は、commercial使用ではありません。
- 画像を使用する場合は、キャプションとURLをつけてください。
情報提示の順序と示し方
- 何から述べるか、重要度を考えましょう。(課題解説の情報収集対象参照)
- 都市に関する基礎情報のあとは、重要度順で。
情報抜粋のルール
- 基礎情報は、数値や単語レベルですみますが、都市の特徴などに関しては、ある程度の英語表現のかたまり(フレーズ)が必要でしょう。
- メモとして本文を自分用にcopyするのはしかたがないとしても、情報整理時に文をまるごと、あるいは、ほぼ丸ごと使用するのは禁止です。
- 複数のサイトをみて、同じ形容表現がたとえば使われていれば、それは誰もがその都市について使う形容詞表現(形容詞)ということがわかります。
「箇条書き」のしかた(都市紹介の場合)
時事ニュースのheadlineの読み方を学期の最初に学びました。覚えていますか?そのルールが、ここにも参考になると思います。しっかりと身につけましょう。
- 主語省略の統一:省略できるのは、調査ターゲットの都市名。他の都市名など同時に示さなくてはならない場合は、指示代名詞やthereを使うと、どこのことを示しているのか不明瞭です。その場合は、誤解が生じないように都市名省略を控え、都市名を出します。
- 「be動詞」省略の統一:基本的にはheadlineの場合と同様です。時制が過去であったり現在であったりする場合は、省略をしてもいつのことを述べているのかわかるかどうか、で判断をします。