A. ずばりNote-takingのテキストを利用
一般のリスニングテキストと最も異なっている点は、アカデミックな内容、語彙、講義風口調で構成されている点。無謀な飛びこみは危険なので、慎重にトレーニングを重ね、レベルアップしましょう。(こりゃあかん、と思ったら早めの軌道修正を!)
- Contemporary Topics:Intro(High beginner), 1(Intermediate), 2(HIgh Intermediate), 3(Advanced) by Pearson Longman
- Listening and Notetaking Series:1 Intermediate Listening Comprehension, 2 Noteworthy, 3 Advanced Listening Comprehension by Cengage
- Note-taking用のテキストは、リスニング基礎力をつけながら、もしくはそれをつけてからチャレンジ!!単文ごとのディクテーショントレーニングをしていない段階で、ノート取りの練習をするのは危険。
- レベル選択は、レベルナンバーではなく、スクリプトをみて判断。スクリプトを読んでみて、未知語がほとんどない・・というレベルからスタートするのが適切。もし「語彙がわからない」「文が読み取れない」のあれば、その「内容」を聞くのにはレベルが高すぎ。
- レベルが決まったら、テキストの中にある、内容に焦点をあてるための手がかり(内容に関するQや、サマリー穴埋め、ノート取りのモデルシートなど)を活用してノート取りのトレーニングを。
- 繰り返しは、文単位以上で。(語彙単位での聞き返しは、「まとまり」を聞く訓練にならない。)
- リーディングストラテジーを活用(topic sentence, main idea, supporting details、指標語など)
- ほぼ「これ以上は無理」というところでスクリプトと照合。補足説明はペンの色を変えるなどして、自分が聴き取れた点と、補足した点の見分けをして自分に言い聞かせを。
- ノートをみながら聞き直し。
- ノートをみないで聞き直しのしあげ。
- パッセージ全体のサマリーを考える。(できれば英語で)
- 語彙のまとめ(未知語や気になる語の整理→ノートなどに記録して覚え、宝物化)
※内容が命なので、関心がないような内容は後回しにするのも作戦。中身にこそ引きつけられ、内容を聞こうとする意識をUpしましょう。(2012年2月集中講座(小栗組)では、Contemporary Topics Introを使用)
B. 音声付リーディング教材を利用
興味深い内容(これが最重要!)優れた構成、語彙レベルコントロール(語彙難易度にとんでもない高低差がない、語彙リサイクル(何度も頻出語彙が登場)、audio の適切な読み上げスピード(+くせのバリエーションがあるとなおベター)という条件がそろった教材から、自分のレベルにあった教材を選びましょう。
- Reading Advantage シリーズ:1〜4 by Cengage[サマリーセクションあり]
- Reading for Today シリーズ: 1〜5 bay Cengage[図式化のトレーニングや語彙強化セクションあり。(図式化はレベル2から)]
- Reading Explorerシリーズ:intro〜5 by Cengage[ナショジオの内容。ジャーナル的構成]
- レベルの選択は、Aの場合と同じ。Reading テキストの場合は、さっと読めるレベルから!
- Predictionを使いながら、次の語、次の文へリレーして聞く
- 段落ごとのtopic, main idea、supporting details/パッセージ全体のmain ideaなどに注意
- ヒントが必要なレベルであれば、comprehension、サマリー穴埋めなど問いを手がかりに
- 段落ごとにnotetakingしながら、段落の内容整理を
- 語彙はもちろん記録&記憶で宝物化
※SI Roomでの人気教材は1.その上に進んでいく人が2を使用中。3.はしあげにDVDを見てリアル感増強!!
※使ってみた感想や質問は小栗まで。