分詞構文を使って日常会話をすると、きっと妙な目でみられることは間違いないですが、readingの中や、学術的なプレゼンテーションなど、いわゆる「高尚な」場で、登場する構文です。一般的には、慣用的にGenerally speakingや、Talking of …といった表現で聞かれることもあると思います。<練習のツボ>分詞構文を「理解できる」ためには、まず「書ける」ことが必要。分詞構文を解体したもとの文にある「主語」や「時制」をチェックすれば、その文が正しいかどうかが分かります。「ロイヤル英文法」(p.521)には、Because she did not know what to do, she came to ask for my advice.—>Not knowing what to do, she came to ask for my advice.とあります。まず主語を考えます。主語はshe=sheと一致しているので、意味上の主語が省略されます。また、時制はcameとdid not knowなので、Knowingという現在分詞になりますが、ここでおとしてはならないのは否定形。Notはそのまま残ります。したがって、Not knowing what to do, she came….となります。TOEFLの問題の代表選手は、主語が一致していないのに、省略されてしまっているもの。また、時制がずれているのに、一致させてしまっているもの。受動態の分詞構文でBeing+ p.p.(過去分詞)となり、そのbeingが省略されて過去分詞構文になるべきところで、現在分詞になっているもの、等でしょうか。詳細は「ロイヤル英文法」p.520-527参照。
Seiko’s TOEFL Lesson #6 Structure
11月 18th, 2004 | Posted by in CLASS: TOEFLYou can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 Both comments and pings are currently closed.