Introducing Objects/Goods
[課題内容]
英文webサイトから、英文のまま、自分がターゲットとしている情報を得るために読む、というプロセスを経験し、情報収集の方法と、調査報告のまとめかたを学びます。英文のまま「読む」課題ですから、あなたの母国語に翻訳したものを読むことは止めて下さい。英語の学習にはなりません。
選んだ人物の紹介サイトを参考にして、次の情報収集をおこないます。
- 英語表現:どのような語彙で、その「物」が描写されているか、英語表現を学びます。
- 提示順序:どのような情報提示の順序で、その「物」が描写されているか、情報の構成のしかたを学びます。
- 参照したサイトのURLなど、情報源を必ず記録することなど、レポート作成方法を身につけます。
英語スキル
情報を収集し、「箇条書き」に必要なスキルを学ぶ。
注意事項:
- 紹介したい「物」を選んだ段階で、サイトをさがし、複数の情報源(英語のみ)があることを確認してから、メールにて教員に企画を相談をしましょう。
その際には、参照しようとしているURLを必ず添えること。歴史的な物、現在人気の高い物など、どのような「物」でも調査ができれば対象として選択可能です。
課題の進め方
ステップ1
情報収集を開始します。Webにある文を全て抜き書きするのではなく、重要な情報(キーワード)を抜き取り、メモを作成していきます。メモは「ライブラリ」に保存しておきましょう。
Webの英文を読む時は、授業内で学んだスキャニング(scanning)、スキミング(skimming)の術を使います。
まず次の情報を収集しましょう。全て英語で、箇条書きで書いておきます。英語表現では次のことに注意しましょう。
- その物を表している「形容詞」
- その物が関わった物事の「固有名詞」(大文字・小文字の表記も含め自分で勝手に変えてはいけません。)
情報収集項目[1]
Introduction
- Name of the Object/Goods:
Webの文にどのように紹介されているか、よく英語表現を観察しベストの書き方を見習うとよい。webの英文に、必ずその物を適格に表した英語表現があるはず。
Background
- その物の発祥から現在に着くまでの経過を「時系列」にメモ
- Country of Origin:
(発祥地)
- Date or Year of Origin(birth):
(発祥年号)
- Background Information:年号ごとに、主なできごとを箇条書きで。その「物」がどうやって世に生み出されたか経過をたどること。年号のうしろはコロン。箇条書きでは、テーマである物が主語であれば省き、通常、動詞で始める。
ステップ2:
Features/Distinguished Aspects
その物の特色、特徴、他にはない点などについて、箇条書きで。
- 経歴)年号ごとに、主なできごと、転機などを箇条書きで。
- 「ライブラリ」の自分のフォルダに保存(フォルダの作成は教員がします)
*情報収集をしていて、この人物では情報収集ができない、と判断したら対象人物を変えるなどをしてOKです。「困ったな」と思ったら、まず教員に相談しましょう。
ステップ3:
情報収集項目[2]
Achievements/Distinguished works
- 業績、作品等(年号があれば「時系列」にメモ)
- Backgroundと同様に箇条書きで。
- ステップ2のファイルに加えて、保存。
- 「ライブラリ」に保存しておくこと。
- ステップ3までのメモの状態で添削指導を受け、OKが出たら次へ。
ステップ4:
Summary
サマリー文の用意。その物が世界にどのような貢献をしたか、どのような点で著名な、重要であるのかを書く。英語表現は、Webに書かれている語彙表現を参照してよいが、文をそのままコピーしてはいけない。(課題評価が0点となる)
ステップ5:
メモからpower pointの作成へ。power pointの構成と英文のみが評価の対象です。注意:
- 英文の添削指導がないまま、power pointの作成に入らない事
- 写真・画像は使用禁止。文字にアクション等は入れない。
- 背景テーマや文字フォント等は工夫してOK。
- title, your ID number, name
- introduction
- background
- features
- achievements
- summary
- reference(参考にしたweb情報<サイト名、URL>)
power pointを整えて、最終確認の指導を受ける。
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